リスクと問題点

便利な制度のリバースモーゲージですが、リスクもいくつかありますので利用する時は、そのことも注意しておく必要があります。

まずあげられるのは、金利変動のリスクです。
想定外の金利上昇を起こした場合、借入金額が膨らんでしまい、融資金額を使い切ってしまい、融資を打ち切られてしまうこともありえます。
リバースモーゲージの金利は、変動金利を採用していることが多いので、注意が必要となります。

そして不動産の価格が下落してしまうリスクがあります。
リバースモーゲージ利用期間中に土地の価格が急落してしまった場合、住宅の評価が引き下げられ担保割れを起こし、その結果として融資額が減額されてしまうこともあります。

また想定した以上に長生きしてしまった場合も、融資が途中でストップしてしまうリスクが生じます。
想定よりも長生きするというリスクは、これからも増えていくと思われます。
元気で長生きの高齢者のための制度のはずが、リスクが借り手に不利に働くのは避けなければいけない状況であると言えます。

こういうリスクに対応できるような対策が、日本ではまだ整っていないせいで、リバースモーゲージ先進国のアメリカなどと比較すると、普及が進まない原因だと思われます。
貸し手のリスクが高いために、民間でも取り扱う金融機関が、まだまだ少ない状態です。

高齢化社会が進んでいる日本では、便利な制度だと思われるだけに、解決策を見つけて普及していくことが望まれます。

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